今年の早稲田大学水泳部のチームスローガンは『破天荒』。今まで誰も成し遂げなかったことをしようという思いが込められています。近年インカレシード権は獲得しているものの上位に食い込めないでいる早稲田。そんな破天荒を掲げた今年の目標は、男子3位・女子シード権死守。男女両主将を中心に少数精鋭でチーム一丸となって目標達成に向かっていきます。
そんな破天荒なチームを引っ張るのが主将・阿久津直希。昨年のインカレでは悔しい思いもしましたが、最後のインカレ大阪の地で大活躍してくれるでしょう。同じく最後のインカレとなる副将・坂井聖人。昨年のリオデジャネイロオリンピックでは銀メダルを獲得。あのマイケルフェルプスをあと0.04秒まで迫ったレースは記憶に新しいかと思います。そんな坂井が早稲田を背負って歴史に名を刻む4連覇に挑んでいきます。また坂井と同じく日本代表に名を連ねるのが3年の渡辺一平。1月の東京都選手権では200m平泳ぎで世界新記録を樹立。インカレでは早稲田の誇りを胸に平泳ぎ二冠に挑みます。そして二人の大先輩を追随するのが注目のルーキー幌村尚。日本選手権ではレースごとにベストを連発。ユニバーシアード代表にも選ばれ、初めてのインカレで銀メダリスト坂井とともにワンツーフィニッシュに期待です。
女子の目標はシード権死守。主将山口真旺を中心にチーム全員で目標達成に挑みます。チームを引っ張るのは3年となったエース渡部香生子。冬場の足のけがから完全復活し、インカレでは二年ぶりに優勝を狙います。
この1年間全員が互いへの思いやりの気持ちを持ち、感謝の気持ちを忘れず日々練習に取り組んできました。今年のチームスローガン『破天荒』、そして112年に渡って受け継がれる『早稲田魂』を胸にチーム一丸となって戦います。今年も変わらぬ熱いご声援をよろしくお願い致します。
―破天荒―
シード校紹介
渡部香生子3年
自分らしいレースをできるように頑張ります。
幌村尚1年
100,200バタフライともに自己ベスト更新しメダルを獲得できるように頑張ります。